相場のkamo

2022年から個別株開始、自分用の振り返り

銃撃を受けた際の基本動作

ここ数日の株価の動きを見て自分用のメモ。

昨日の下げと今日のリバウンドを見て、去年僕が投資を始めたばかりの時に聞いた某投資家のツイキャスでの話をふとを思い出した。

下がった時の相場で生き残る人を戦場で生き残る人の話と絡めて、戦場で敵が現れた時に生き残るのはまず真っ先に逃げる人、次に最後まで息をひそめてじっとしてる人、死にやすいのが敵が迫ってきてびびってギリギリになって逃げる人や玉砕覚悟で立ち向かう人という話だったと思う。なんちゃらショックに比べると全然大したことがない下げなんだろうけど、自分はコロナ後に投資を開始して暴落を経験したことないので今回の下げを振り返って来るべきなんちゃらショックに備えようかなっていうのが目的。

マザーズチャートと自分の立ち回りの振り返り

10/2:10月の初営業日、9月後半の薄商いから大きめの陰線を引いての下げ。その前の週に騒がれていたアメリカの政府閉鎖が回避されたってことでみんな一安心でGUスタート。寄ってからは全指数弱くマザーズは-1.7%の下げ。自分自身のブログ見ても何で下げるのって言ってるし、この時はアメリカの騒ぎだしアメリカ時間始まってみなきゃ良く分からんなと思ってたような。結局アメリカはリバらずにちょい下げでフィニッシュ、S&P500は全体的に弱いけどGAFAMだけは強かった記憶が。

10/3:日本株アメリカに引きずられてかGDスタート。今まで強かったバリュー株も弱く、マザーズは寄ってからもズルズルと下げて-2.7%の下げ。グロースは長めのダラ下げの後の大きめの続落なんでTLはしんどそうなツイートが散見されるも前半戦の貯金があるからかまだ生き延びてる印象。アメリカはJOLTS指標が思いのほか強く、金利が上昇、その影響か前日値を保っていたGAFAM含め全面安。

10/4:アメリカ時間の下げや先物の下げの影響か大きめのGDスタート。薄板銘柄を中心にチラホラぶん投げがみられてここまでお祈りしながら耐えていた個人投資家がぶん投げ。TLからはポエムが聞こえてきたり、悲壮感漂うツイキャスや個別株引退宣言が流れてくるなど底打ちのフラグがバチバチ立ってました。前日にレバを落としていて余力があった自分はここが底やとレバ張って寄りから買い向かうも、最後の下げが一番キツイってなもんでボラに耐えきれずレバ分を解消。引け間際やロスタイムの先物はセリクラ風味を醸し出しぶち下げ。引けてからはそういや何で下げてたんですかと言わんばかりに先物が上がり、アメリカもリバって今日の日本時間のリバへと至ったのでした。

 

■今後の教訓

ネットを徘徊していたら似たような話を見つけたのでまずはこちら。外務省海外安全ホームページで紹介されていたゴルゴ13という漫画の一幕。銃撃を受けた際の基本動作は3つ、まず伏せる、その次は状況を見て逃げるor隠れるだそうです。

https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/pdf/episode12.pdf

下げを食らったときの投資行動にも通じるものがあるのと思うので、次回からはこの行動をとれるように気を付けようかと。自分はレバ掛けてることが多いんですがまずは良く分からん下げを食らったときの第一行動はレバを落とす(伏せる)、そのあとにさらにポジ縮(逃げる)するかそのままにするか(隠れる)か選択することになるんですが、基本的には隠れるを選択しようかと。そもそもレバなんてかけるなっていう意見もあるんでしょうが。レバかかってなきゃ投資じゃ追証になることはないんで。

そんでもって隠れるを選択する理由なんだけども、ここ数日の値動き見て振り返ってみたけど器用に異変を察知して10/3-4の下げを回避するなんてとてもじゃないけどできないかなと思ったのが理由。ましてや下げの途中でド底を当ててリバを取る(突撃して敵を倒す)なんて不可能に近い。突撃してなんちゃらショック級の下げなんて食らったら一撃で昇天しちゃうから。。TLを見てるとドンピシャでリバ取ってる人もいたけどそれは一部のある種天才的な嗅覚を持つ人かギャンブルでたまたま再現性のないラッキーが当たった人のどちらかだと思う。

後、大きい下げの後のリバウンドは追証やらの事情で寄りから売らなきゃならん人が多いからか今回みたいに上がってるの確認してからでも間に合うケースが多いんじゃなかろうか。そうすると期待値的には身をかがめて嵐が去るのを待って晴れたらまた買うのが一番良さそう。

と書いてみたものの言うは易く行うは難しってなもんで何度も同じミスするんだろうけど、やらかすたびに自分への戒めとして振り返って少しずつ行動も変えていけたらなと。